昔も今も、さらに洋の東西を問わず、病気を治す、ケガを治す、いのちを守る、というのは大変な仕事や。別にやみくもに医者を賛美しているわけやないで。ただ、現代の日本人はちょっと腹が痛い、頭が痛いというと、日住茶飯事的に医者に罹るが、実はこれってかなり贅沢なこと(と言って悪ければ、恵まれたこと、しあわせなこと)とちゃうか、と最初に言っておきたいのや。
最近は医療事故が相次ぎ、何かと批判にさらされることが多い日本の医療、および、医療制度やが、その技術とコストパフォーマンスの兼ね合いは世界的には高く評価されている。アメリカでは一部の金持ちしか受けられないような優れた医療を、日本の患者さんは平等に受けられているのや。これはひとまず感謝すべきことやと思うで。いろいろな批判はそれを踏まえた上でのことや。
こうしたことについて詳しく知りたい人は「日本の医療に未来はあるか」(鈴木厚・著、ちくま新書、2003年)を読んで欲しい。日本の医療を取り巻く現実がしっかり書かれているで。
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